IOC広報部長、マークアダム氏が本日の定例記者会見で、「私たち(オリンピック)が東京で感染を広げているのではない」と発言されました。本当なのでしょうか? 弊社目線では、この責任逃れの発言は醜く、オリンピックは平和の祭典と呼べるものでは全くなったと解釈しております。
オリンピックに反対していた理由は、海外から新種のコロナが流入することを防ぐことと、日本国内の感染対策の低下を防ぐためのものでした。インドでは4月からコロナ感染が爆発し、5月ごろからインド株の流入のニュースが入る様になりました。これは、ちょうどオリンピック準備のために、来日者が増加した時期に当たります。(オリンピック関係者以外の来日/帰国はとても厳しい基準で行われていました。どこから4月にできたインド株が日本に入ってきたのでしょうか?実は、オリンピック関係者以外の来日も多くあったのでしょうか?)また、当初から、”オリンピック選手からコロナが感染する”という話はしておらず、”ほかではダメだったのに、オリンピックだけ容認(大規模イベントの開催、大人数での食事、出入国、濃厚接触者の隔離、コロナ感染時の隔離期間等々等々数えきれないほど)したという事実があり、なぜオレたちだけが自粛しなければならないんだ”という町の人からの憤りが噴出しました。オリンピックとオリンピック選手はOKで、オレたちはダメ。その様なルールを作り、自粛したレストランや個人消費者たちが政治家の話に耳を傾けなくなり、自粛と感染対策への貢献は終了、オリンピック期間中の人の移動と交流がこの結果を生んでいます。オリンピックの特別ルールで、正直者は損する。と思う人が劇的に増えました。
この様な状況が起こってしまいましたが、IOCと、何の反対意見も言えない政府を許すことはできなくなったと考えています。オリンピックというブランドイメージと、実際のものは、大きく異なります。オリンピックは平和の祭典ではありません。平和の祭典というキャッチフレーズに大金を費やし、定着させているものの、1936年にヒトラーがベルリンに誘致できた様なスポーツイベントです。(昔はそうだったのだな。。と思っておりましたが、変わっていないのだろうな。。という意見に変わりました)実際のイベントと、大金を費やし生まれたキャッチフレーズは大きく異なります。皆さんもデマとその宣伝機関にはくれぐれもお気を付け、行動をされてください。そして、他人が何を言おうとも、自分自身の意見を持っていただければと強く感じました。
スマートオプション社長